MERGING HAPI MKⅡを聴く
我が家は今もSACDやCDを使用している。
ハイエンドプレーヤーと比較するとPCオーディオはいまいち食い足りない感じがあるからだ。とはいえ、定期的に試聴機を借り出したりして、チェックはしている。
今回はMerging Hapi mk2を借りた。

SACDに興味がある人ならば、PyramixというDSD録音ができるDAWはご存じだろう。
このDAWの純正オーディオインターフェースがHapiである。
試聴環境はWin11のノートパソコンにAudirvana、JRiver、TuneBrowserを入れ、スイッチにS100-2、NASはSoundgenic Plus、スイッチとNASはリニア電源を当て、ノートパソコンとルータからの線にはメディアコンバーターを用いて光アイソレートした構成となる。


音質は極めてニュートラルで驚く。さすがにこのランクの機材だと格が違う。PCオーディオ系の機材にみられる、薄い感じとか、エッジ感がない。
暗過ぎず、明る過ぎず、太過ぎず、細過ぎず。とは言ってもさらっとした上品な感じがちょっとある。
スイス製だからとは言わないが、ムンドのような品の良い整った感じがある。
物量も投入されているように見えない1Uサイズなのに、不思議だ。中で何をしているのだろうと思う。

PCとの接続はMADを用いて、RAVENNA接続としている。これでDSDがAUDIO Over IPでも使えるわけだ。要するにLANDACですね。
しかし、問題点もあり、サンプリング周波数は自動追尾することになっていたのだが、残念ながら、どの音楽再生ソフトでもうまく機能しなかった。
またDSD再生はTuneBrowserでは再生できず、エラーを吐いてしまう。
AudirvanaではDSD256再生時リソースを使い果たして、音飛びや動作不安定があった。
JRiverは動作をするが、音飛びをしてしまう。パソコンが多少古いからであるが、DSD256再生にはパソコンのアップグレードが必要な感じで、どのくらいのスペックのものをあてがえばよいのか検討が必要だ。DAWが動くくらいのレベルが必要なのか?
現在Hapi mk3が発表されており、Dante接続が可能となっている。
DanteもAUDIO Over IPであるが、こちらはDSDは通らない。
とはいえ、我が家にはTrinnov Novaがあり、こちらはDante接続が可能であり、どちらもDanteで結べば音質改善効果はありそうだ。
しかし、DSDが困りもので、DSDを聴くことができないとねぇ。
一定の音質に対するメリットはあることを理解しつつも、DSDのような、もともとアーカイブ用途に過ぎないフォーマットをソース側に用いてしまうのは困りもの。せめてDXDでも通ればと思う。