雑談(本当はリマスター盤では無く)
折角のDSDで記録できるメディアにもかかわらず、SACDの話題をSNSでサーチするとリマスター盤の話題ばかりである。
元のテープ以上の情報量は出てこないのに数十年前のリマスター盤の話題ばかり。
これはハイレゾファイルにしてもそうなのですね。
普段皆様音質について能書きを垂れていながら、結局聞いているソフトはアナログ時代の焼き直しばかり。
DSD128とか256で注意深く制作された録音もあるのに、探して聞かないという。オーディオにこだわっているのなら、ケーブルやインシュレーターにつぎ込む熱量で、そういう録音も聞いたらどうなのかなと思う。
自分が聞かないカテゴリーだから聞かないのではなくオーディオアクセサリーやコンポーネントに注ぐ熱量で、普段聞かないものも勉強として聞くという姿勢くらいあった方が良い。
録音の在り方などもオーディオ再生の上で必要な知識でしょう。オーディオはだめだとか言う前に現代の技術でできるものの上限はどのくらいなのかという体験も必要。
ソフト側の情報量が頭打ちの状態では説得力がない。
アナログのエネルギーバランスだと再生が容易だからでしょと言ったら怒る人が出てくるかも。
百歩譲って出来上がった2chマスターをいじるだけのリマスターではなく、マルチテープから改めてトラックダウンするのなら、非オーディオ的処理も排除したピュアオーディオ的な作品に再構成できるのでしょうが、コストがかかりすぎるからほとんど事例がない。
まあ、当時のスタッフがいない状況でトラックダウンからやり直すと全く別物の似ても似つかぬ作品が生み出されるかもしれないけど。
しかし、オーディオがハードとソフトに分かれて商売している弊害がここにあるんだな。ハード屋は良いというが、それはソフト屋がフォーマットの特性を理解して、しかるべき作品を作った時だけの話なのだが、それを言うと商売できないから、新しいものを良いと言ったり、昔のものを引っ張り出して良いと言ったりする。
ソフト屋はユーザーの実態を知っているし、糞まじめなハイファイ録音などしてもどうせ「音が小さい」とか「力が弱い」とか言われるし、または音割れするのでそんな録音できるわけないからほどほどで済ましてしまうし、そういう構造であることはユーザーは理解しないと無駄な買い物ばかりをしてしまう。