基本吸音
反射を売りにするパネル業者はデッドだといけない、ライブにしないといけないと主張するが、基本は吸音で、アクセントとして反射を用いたほうが一般家庭ではまとめやすいように思える。
基準はあくまでもエネルギーバランスで、安易な吸音は中高域を吸うだけなので、中高域が吸われ過ぎて中低域が目立ってしまい、バランスが悪くならないように持っていくのが難しい感じだ。
左右の壁面が同一構造であれば、反射主体でも構わないと思うが、左右の壁面が異なる場合、ステレオの前提条件である左右のスピーカーが同じ条件で動作をするという部分が欠落した状態でスタートするので、影響は想像以上に大きい。
低域が出ない、音場が出ないなど、本質はこの部分だ。
結局、反射の強い方を吸音して、疑似的に左右の違和感を整え、そこからパネルなり、イコライザーなりを導入した方がよさそうだ。
パネルにせよ、イコライザーにせよ、補正量は限界があるので、これらの補正量の範囲内に収まれば処置は容易だが、そうでないことも多いので、複数の手段を用いることになる。
システム前方、後方の関係で、ライブエンド、デッドエンド、その逆という話にもなるが、音響的障害の強い方をデッドにした方が対策は楽そうだ。
我が家の場合はリスニングポイント側がデッドになった。