原点回帰 TAD-ME1TX(その8)
一週間過ぎるとようやく気になっていたところが落ち着いた。
ウーファーの重さも緩和され、本質的に音離れが良くなった。
馬鹿みたいに大音量で鳴らしたり、そういうことはせず、普通に毎日数時間ずつ聞いているだけである。Dレンジの大きめのソフトは多いかもしれない。
初期エージングは30時間超くらいはかかるのかな。
オーオタ受けの良いダイナミックなコントラスト感も落ち着き、静かなスピーカーになった感じがある。
中高域もあまり変わらないなあと思っていたが、自然過ぎて気づかなかった感じ。
金物が暴れなくスッと消えていくことに今頃気づいた。これって結構凄い。
打楽器の革の貼り方の違いみたいな部分もとても分かりやすい。
E1TXのCSTは少しキラッとした感じがあった気がするのだが。
ただ、AVAAの吸音力は1.5㏈くらいが良い感じ。リスニングポイント側の定在波パネルの位置は動かしていない。
The Art of HiFi: Percussionwww.psaudio.com
上記のリンクのThe Art of HiFi: Percussionを聴いているが、立ち上がり、立下りがスムース過ぎてびっくり。オーディオ臭くない。部屋のサイズにバランスよくリサイズされた感じで空間が広がる。
このフィット感はこれまで得られなかったな。
でもちょっと静かすぎるので、もう少し前に出したり後ろに下げたりする。
面白いことに先日のちょっとダイナミックなハイファイ感が戻ってきた。二面性があるのかな?
使い手の欲しい方向に持って行きやすいのかどうか?
E1TXと異なりユニットが一つ減っている分、スピーカーを前に出しても違和感がない。部屋が狭いとスピーカーとリスニングポイントの距離が近くなりすぎると各ユニットからの音を空間で合成してリスニングポイントに届けるので一定の距離が必要なわけだ。
この距離をカタログに書くべきなのだが、一部のメーカーはそういうことをするが、行わないメーカーが圧倒的に多いのは困りもの。
あと、AVAAを思い切り3㏈迄吸音力を増す方向になったのは面白い。スピーカーの低域出力が減った分相対的にAVAAの吸音力のマージンを使えるので、思い切り上げられるようになった。3㏈にすると空間が広がる。また、静かになる。E1TXだと3㏈まで上げると効果はあるがハウリングをしないかどうかヒヤヒヤしながら使用していた。
意図的に低域を盛っているポピュラーの録音でも負けない感じがある。
AVAAの吸音力を増すと効果があるという事は、ME1TXも結構低域は出ているのでしょう。Trinnovで測ってみると聴感以上に伸びている感じ。